10月27・28日 大阪芸術大学学園祭ステージ A班
19周年目!!ゲーダイガーとBADとの戦いは最高潮へ!
BAD大首領の二人の遺児が、父の意思を継がんとして
怪人たちを引き連れ大阪芸術大学にやってくる!

迎え撃つは、熱き心に包まれた五人の戦士達…
戦いの火蓋は切って落とされた!!

 

アーッハッハッハッハァ。
貴様などがこの"暗黒帝国BAD"大首領に
かなうはずが無い。ヒィヤッ!!!

「クソッ、負けてたまるか!」

いきなりのクライマックスに苦戦するレッド。

「レッド!」「レッド!」

とそこにレオン、轟龍が助太刀だ!
レオンは命賭けの一撃で大首領を倒すが…

クッ、こうなれば貴様も」
「何!」
「道連れだ!

「兄さーーーん!!!
「何やってんだ!基地が爆発するぞ!!」

…アレから、3年の月日が流れた…

「俺が髑髏坂、ぁ和ノ助だぁ〜!!」
「パルケエスパーニャー!!!」

今日は大首領の三回忌。
彼の遺児であるクレイジーなドラ息子たち、
『髑髏坂和ノ助』と『髑髏坂 ミラクル洋』が、
お供の怪人メロディアス、喜鬼&哀鬼と共に
9号館前ステージに集結した。

とそこへ、自称しがない弁護士と名乗る男が
大首領の遺産相続についての話をする。
その莫大な額に驚愕する二人。
「洋、ここは仲良く…山分けだ!」
「分かったヨお兄チャン!ところでアレ何?」
「あ?なんだ!?」
ブシャァアアア!!

なんと、兄を背後から切り裂くミラクル!
実はとんでもなく仲が悪い兄弟だったのだ!
「て、てめぇなんて事しやがる!!」

「バカメ〜貴様など最早兄ではナイ!
 遺産はワタシのモノになるのダー!!
 This isと呼んでやる、コノThin is!」

「し、しどい…死んだらどうするんだ!!」
法事の最中に兄弟げんかを始める二人。

 
 

「レッドダイガー!」
「ゲーダイガーウィンリー!」

「ゲーダイガークレア!」
3年前の生き残りか、覚悟しろ!

ゲーダイガーが出現するや否や、
兄弟げんかは後回しと言うことで
怪人たちにその場を任せ逃げる息子達。

レッドは鍛え抜かれた技でメロディアスを、
ウィンリーとクレアは抜群のコンビ技で
喜鬼&哀鬼をコテンパンにしてしまう。
「よーし、オッケィ!!」

怪人は退けたものの、まだ戦いは続く。
そう、3年前の悲しみにケリをつけるために!

「ゲーダイガー、GO!!」

 
  「今こそ決着をつけてアゲマース!!」
「おし来いやぁおらぁ!!」

遂に殺し合いにまで発展した兄弟げんか。
やはり大首領の息子達だけはあるようだ。

五分五分の戦いだが、そこへ仲裁に入るは
先ほどのしがない弁護士。

「大首領様の遺書が見つかりました」
「えーッ、遺書!!??」

遺書の内容は以下のとおり。

「先にゲーダイガーを倒した方が
遺産を手にする権利を持つ」

とのこと…

しかし、
「坊ちゃま!やられてしまいましたわぁ〜」
「オレ達じゃどうにも」「ならなかったッスよ」

どうしたものかと思案を巡らせながらも、
相変わらず対抗心に燃えるドラ息子達。

と、そこへ突然の銃撃音!!

 
 

まさか、ゲーダイガー!?

「違うな…オレはBADダイガー、レオン」

なんとそこには、死んだはずのレオンが!?
彼の手に握られている銃を見て閃く洋。

「これはパピィのテッポウ…こいつ、モシヤ
 テッポウの力での闇に堕ちたのデハ?」
「な、なるほど…」
「兄さん!!」

「生きていたのか兄さん!!
 ここは危険だ、一旦戻って…」
「邪魔をするなッッッ!!」

闇に操られたレオンはレッドに牙を向けた!
これは好都合と、その場から逃げるBAD。

「待ってくれ兄さん!話を聞いてくれ!
 クソッ、やるしかないのか!」

「どうした…そんなものか!!」

圧倒的な戦力差でなす術無く倒れるレッド。
そして…

「うわぁぁぁーーっ!!」
「ククククク…ハーッハッハッハッハ!!」
レッドが、負けた!?

「レオン!…チクショー、一体、
何がどうなってやがんだ!?」

 

終わらぬ兄弟対決に業を煮やす二人。
ケリを付けなきゃ先に進まん!とばかりに、
会場のお客さん達を巻き込んだお遊びで
どちらがより優れた後継者であるかを競う。

老若男女問わず集められたお客さんに、
家族への想いを打ち明けてもらうが…
「えー、この勝負、引き分けです!!」

…またしても決着は着かずじまいに終わり、
お客さんにお土産を渡して、各々勝手に
ゲーダイガー討伐に行くのであった。

「レッドー!!どこにいるのー?」
「んもぅ、レッドったらぁ〜!」

レッドの安否を気遣うウィンリーとクレア。
と、そこへ怪しげな影が忍び寄る…

「お前ら、オレ様を呼んだか?
「誰よアンタ?呼んでなんかいなわよ」
「オレ様は、ゲーダイガー轟龍!!」
「わ〜い、新しいレッドだぁ〜!」
「違うでしょ!アンタ、何しに来たのよ?」

なんと、轟龍の手に握られていたのは…
「みんな、ゲーダイガーカードだ!!」

突然のサプライズに会場は大喜び。
カードをねだる子供が沢山いて、思わず
ゲーダイガーもビックリです。
オイオイ、取り合ったら怪我するぞ!

カードを配り終えた轟龍は、レッドの代わりに
自分がリーダーシップを取ると主張。
喜ぶクレアと、しぶしぶ了承するウィンリー。

が、そんなやりとりに割って入ったBAD陣。
ここぞとばかりに轟龍は真の力を開放する!
「ライトニングギア、フォームチェンジ!」
"Nuckle Form"

「カ、カッコイーー!!」

おもわず見とれる洋と、それに呆れる和。
大口を叩くだけあり、轟龍はたった一人で
二人のドラ息子をコテンパンしてしまう。

レッド無しでも余裕を崩さない轟龍だったが、
戦いの残り香を嗅ぎ付けレオンが現れた。
まだ洗脳が解けていない模様のレオンと、
混乱に乗じて反撃に打って出るBAD陣!

「クソッ…レオン、正気に戻りやがれ!」
「このままじゃみんな、やられちゃう!」

絶対的ピンチの到来!
立ちはだかるかつての仲間を前に、
成す術も無くやられてしまうのか!?

「まだ終わりじゃないぜ!」
9号館に集まった全ての人間の視線が、
たった一人の男へと注がれた…

「レッドダイガー・バトルライズ!」
まさかの復活劇!レッドが戻ってきた!
「レッド!奴の武器を狙え!」
「貴様、何をする!グワァァァ!!!」

レオンの手にした拳銃を弾き飛ばし、
力技で洗脳を解いてみせるレッド。

「レッド!?俺は、今まで一体…?」
「兄さん、記憶が戻ったんだね!」
「レッド。どうやらピンチのようだな…
話は後回しだ。俺も力を貸そう」

兄弟の再邂逅にしばし、思いを巡らす二人。
しかし敵は目前!一気にケリを付けるぜ!
五色の魂が悪
を討つ!正義のヒーロー!

ゲー

五人の名乗りもバッチリ決まった!
いざ、最終決戦の舞台へ!

〜ウィンリー&クレアvsメロディアス〜

ドレスを脱ぎ本気になったメロディアスは、
二人がかりでも叶わない怒涛の攻めを見せ
クレアとウィンリーを圧倒するが…
「やったぁ!クレアのマイマイちゃん♪」
「こ、こら!勝手に名前を付けるな!」
「チャンスだわ!今よ!」


メロディアスの武器を奪う奇策で形勢逆転、
コンビネーションで撃破!

〜轟龍vs喜鬼&哀鬼〜

「俺様の本気を見せてやるぜ!!」
"Zamber form"


今度は轟龍の手に巨大な剣が握られる!
喜鬼と哀鬼を軽々いなし、圧倒的実力差で
追い詰めた所へ、先ほどの面子が合流。
3人の合体攻撃で怪人達をフルボッコだ!



〜レッド&レオンvs和ノ助&ミラクル洋〜

「兄さん!コレを…!」
「こいつは俺の銃…よし、行くぞレッド!」

ついに最後の対決となった兄弟vs兄弟。
想いは弾丸と剣に込められ、悪を断ち切り
芸大に光をもたらす!
「洋ー!大好きだぞー!!」
「オ兄チャーン!大嫌いダヨー!!!」

遂に3年前の因縁に
ピリオドを打った二人。
仲間達と激闘を讃え合い、観客の大歓声に
包まれながら、彼らは去っていった…
ありがとう!!ゲーダイガー!!

 

初日二日目と大盛況のショー内容に、一同高いテンションのまま突っ走りました。
大きなトラブルも無く、最高のフィナーレを迎えることが出来たと思います。
みなさま、本当にありがとうございました!来年も宜しくね!!

 

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